【楽天】「リクエスト」をOP戦初使用…梨田監督が申請

スポーツ報知
3回2死満塁、嶋の追加点となる右前適時打でビデオ判定を要求する梨田監督

◆オープン戦=星野仙一氏追悼試合= 中日―楽天(3日、ナゴヤD)

 楽天・梨田昌孝監督(64)が、初めて今季から導入される「リクエスト」を初めて使った。

 指揮官が立ち上がったのは、楽天3点リードの3回2死満塁。嶋の右前安打で三塁走者のウィーラーがまずは生還し、二塁走者の今江も一気に本塁に突入した。原球審の判定はアウトとなったが、今江が必死にアピール。すると梨田監督が「リクエスト」を申請し、審判団から「ただいまよりリクエストによるリプレー映像の検証に入ります」とアナウンスされ、試合が中断された。

 中断中には場内のモニターにもスロー映像が流れると、ファンの悲鳴と歓声が入り交じっていた。約2分の競技後、審判団から「リプレー映像の結果セーフとします」と説明され、判定が覆った。これまで練習試合で日本ハム・栗山監督が使った例はあるが、オープン戦で使われたのは初めて。

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