【日本ハム】斎藤佑樹、今季４試合目登板は２回５失点

◆オープン戦　日本ハム―ロッテ（３日・札幌ドーム）

　開幕ローテーション入りを目指す日本ハムの斎藤佑樹投手（２９）が、今季４試合目の登板となったロッテ戦に臨んだが２回５失点の内容だった。

　１点リードの４回から２番手でマウンドに上がったが、先頭の荻野に四球を与え、次打者・藤岡裕の初球に二盗を許した。直後に２球目の内角高めの１３８キロを右前へ運ばれて１点を失った。その後も３番・中村に死球、１死一、二塁から井上の右前適時打、１死一、三塁では鈴木に右翼線への適時二塁打を浴びて３点を失った。

　４回裏に４点の援護点をもらった右腕だったが、リズムを取り戻せない。５回は１死から荻野に右前安打を許すと、藤岡裕に右翼線適時二塁打を浴びてリードは１点差に。さらに打者走者の藤岡裕には右翼から本塁への送球間に三塁へ進塁を許し、続く３番・中村の中犠飛で同点に追いつかれた。２回５安打５失点、２四死球と制球の乱れが失点につながった。

　これまで対外試合３戦連続、計６回を無失点と好調を維持。開幕ローテ入りへ「結果を出すしかない。ゼロを続けられるように努力するしかない」と意気込んでいたが、無失点を継続できなかった。