【楽天】藤平、初回あっさり失点後にフォーム微調整で5回4安打2失点

スポーツ報知
楽天先発の藤平

◆オープン戦=星野仙一氏追悼試合= 中日―楽天(3日・ナゴヤドーム)

 先発した楽天・藤平尚真投手(19)が5回4安打2失点、7奪三振の好投を見せた。

 2月23日の練習試合・阪神戦(宜野座)、同24日のオープン戦・広島戦(コザ)ではともに3イニング無安打無失点と完璧な投球を見せ、初の開幕ローテ入りに大きく前進した藤平。この日は初回、先頭の大島にいきなりレフトへの二塁打を浴び、続く京田に右翼線適時三塁打を許してあっさりと1点を与えてしまった。だが、その後はフォームを微調整。140キロ台中盤の直球と切れ味鋭いスライダーでほぼベストメンバーを組んだ中日打線から5回までに7三振を奪った。5回にはモヤにソロを浴びたが、予定通りの5回72球でマウンドを降りた。

 この試合は両チームにゆかりのある星野仙一氏の追悼試合として行われた。生前は藤平のことを星野氏が気にかけていたとあって藤平は「短い間だったけど、楽天にドラフト1位で指名してもらって、気にかけてもらった。星野さんに喜んでもらえるように、変化球を少なくして真っすぐで押すようにした。天国から見てもらえたかなと思います」と話した。

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