【中日】京田、ツルツル人工芝であわや…「足元が気になりますね」

スポーツ報知
1回無死二塁、京田が右翼線に適時三塁打を放つ(カメラ・保井 秀則

◆オープン戦=星野仙一氏追悼試合= 中日2―9楽天(3日・ナゴヤドーム)

 ナゴヤドーム新人工芝の“ツルツル問題”が試合でも露呈された。危うく被害に遭いかけたのは昨季の新人王、京田陽太内野手(23)だった。

 8回、先頭・三好の三遊間への打球を逆シングルで好捕。しかし踏ん張りが利かずにスパイクを履いた足がスリップした。慌てて体勢を整え直して一塁に送球。間一髪でアウトにしたが、頬を膨らませて息を吐き「危ねぇ!」と胸をなで下ろした。

 7年ぶりに張り替えられた人工芝。その表面に塗られた油分が滑りやすくなった原因だ。試合後、京田は「足元が気になりますね」と、けがにつながりかねず、プレーに集中できない現状に苦笑い。「奈良原さん(内野守備走塁コーチ)も『慣れるしかない』って言ってましたけど、その通りです」と話していた。

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