韓国代表・宣銅烈監督も星野氏に献花「成功に導いてくれた恩人」

スポーツ報知
星野仙一氏の献花台

◆オープン戦=星野仙一氏追悼試合= 中日2―9楽天(3日・ナゴヤドーム)

 ナゴヤドーム敷地内に星野元監督の献花台が設けられ、試合後、元中日投手の韓国代表・宣銅烈監督(55)も花を手向けた。

 日本―オーストラリア戦の視察と献花のために来日した宣監督。「来日1年目のつらい時期を乗り越えて、成功に導いてくれた恩人。『君は韓国国旗を背負って投げている。それを捨てて自分のために投げなさい』と言われたことが記憶に残っている」と故人をしのんだ。

 チーム内で「宣2世」の異名を取るドラフト1位・鈴木博志投手(20)についても好印象を持った様子だ。「(楽天戦で)いい球を投げていたね。これから成長する可能性がある選手です」とニッコリ。最後は「期待ができる選手なんです!」と日本語でたたえていた。

 試合は追悼試合として両球団の選手、スタッフのユニホームの袖、両球団旗などに喪章がつけられた。

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