【楽天】梨田監督、オープン戦で初リクエスト…判定覆った

スポーツ報知
3回2死満塁、嶋の右前打で本塁を狙った二塁走者・今江は1度はアウトの判定も、今季から導入される「リクエスト」で梨田監督(中)がリプレー検証を求め、判定が覆りセーフとなる

◆オープン戦=星野仙一氏追悼試合= 中日2―9楽天(3日・ナゴヤドーム)

 楽天・梨田監督が、中日戦で今季導入された「リクエスト制度」を12球団のオープン戦で初めて要求し、判定が覆った。

 3回2死満塁で嶋が右前適時打。三塁走者に続き、二塁から今江が本塁に左手を滑り込ませたが、原球審の判定はアウト。指揮官がリクエストすると、リプレー検証の結果、判定はセーフに変更された。「(公式戦に備えて)アピールしてほしい、と選手に言っていた」と梨田監督。場内にもスロー映像が流され、今江は「しっかり映像で見て判断してくれると選手としてもいい」とうなずいた。責任審判の佐々木二塁塁審は「我々も準備していたし、すんなりできたと思う」と語った。

 リクエストは、判定に異議がある際に1試合2回まで監督が映像による検証を要求できる制度。日本ハム・栗山監督が1日の台湾・ラミゴとの練習試合で求めたが、判定は変わらなかった。

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