【広島】メヒア、読みピタリで3戦連続弾「追い込まれたので、カーブを狙った」

スポーツ報知

◆オープン戦 西武4―3広島(4日・長崎)

 自慢のパワーだけでなく、クレバーな一面も見せつけた。2点ビハインドの4回2死三塁。メヒアは2ボール2ストライクから高橋光の外寄りのカーブをバットに乗せた。「低いボールを振って追い込まれたので、カーブを狙った」。3試合連続の3号2ランが左中間席に吸い込まれた。

 オープン戦開幕からの3戦連発は、1990年の西武・バークレオ以来、28年ぶり。2回1死一、三塁でも中前安打を放った助っ人に、緒方監督が「また打ったね。素晴らしい。バティスタが離脱している中で絶好の立場だし、守備もすべて見せてほしい」と絶賛すれば、東出打撃コーチも「変化球打つのもうまいよ」と太鼓判を押した。

 投打のバランスを考慮すれば、外国人としての立ち位置は6番手の存在だが、同じドミニカ出身のバティスタが左手小指を痛めて戦線離脱中。中継ぎ右腕のカンポスとの兼ね合いもあるが、一気に開幕1軍入りが現実味を帯びてきた。1月の来日時は打率3割、20本塁打、80打点を目標に挙げていたが「3割、30本塁打、90~100打点を目指したい」と上方修正。「今、サイコーです。1打席1打席を大事にしている」と胸を張っていた。(表 洋介)

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