【DeNA】2年目佐野が2安打2打点、打球処理を誤るミスを帳消し

スポーツ報知

◆オープン戦 オリックス3―4DeNA(4日・ほっともっと神戸)

 侍ジャパンに招集されている筒香に代わって6番・左翼で起用されたDeNA・佐野が2安打2打点。左の代打要員として期待されるプロ2年生は、4打席ともストライクをすべてスイングする超積極打法で1軍生き残りをアピールした。

 待望の先発出場ながら、初回の守備でオリックス・宗の左翼線への打球処理を誤り、ランニング本塁打にしてしまう最悪のスタート。「打って取り返すしかない」と、同点の4回2死二、三塁で田嶋の150キロを右前へ運ぶ2点適時打を放って、ミスを帳消しにした。

 ラミレス監督が「打席でアグレッシブなのが素晴らしい」と認めるように、4打席・計15球のうち、ストライクゾーンに来た10球すべてに手を出した。前日の試合でも代打で初球を左越え二塁打。「監督からも『1球見逃せば、それだけ不利になる』と言われてますから」と、スタメンでも代打と同じ姿勢を貫いた。

 内野手登録ながら、昨年は2軍で外野と、学生時代に経験がある捕手もこなした。「きょうみたいなミスをしないように、まだまだ底上げしないといけない」と、守備力にも磨きをかけ、代打以外でも出場機会を増やそうと必死だ。(星野 和明)

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