【中日】松坂グッズの売り上げ、もう年俸1500万円を超えた

スポーツ報知
超人気の松坂大輔グッズ(沖縄限定応援タオルとサポーターズユニホーム)

 中日・松坂大輔投手(37)のグッズ売り上げが1500万円を超えたことが5日、分かった。

 2月の沖縄・北谷キャンプでのグッズ販売の収支が確定。詳細は非公表だが、球団の担当者によると、松坂のグッズ販売額は、平均的な選手の15倍になったという。「沖縄限定サポーターズユニホーム」(6000円)、応援タオル(2000円)などが「再販に次ぐ再販」(担当者)で一時品切れになったほど。楽天戦が行われた3、4日のナゴヤDでも、2日間で用意していた数百枚の松坂ユニホームはほぼ完売。グッズ発売から約1か月で、売り上げは本人の年俸1500万円を大きく超えた。

 従来と異なるファン層を開拓した。担当者は「松坂グッズ購買者は『中日ファン』じゃなくて『松坂ファン』。高校時代から応援している方、地元・沖縄の方、それにメジャー時代を知っているのか『DICE―Kのユニホームはあるか?』と尋ねてきた米国人が多かった」と明かした。

 松坂の加入でチーム全体が注目を浴び、ほかの選手のグッズの販売額も昨年比1・5倍。松坂を含めた総売り上げは同2・5倍に達した。キャンプ地の売り場はテント一つだったが、担当者は「来年はテントもバイトも増やしたい」と鼻息を荒くした。

 松坂は2回2失点だったオープン戦初登板から一夜明け、ナゴヤ球場で練習。「それなりに体は張ってますが、朝起きたときのつらさは沖縄(2月26日の韓国・ハンファ戦の翌日)の方があった」と回復を強調した。次回登板は、古巣相手となる14日の西武戦(ナゴヤD)が濃厚で、3、4イニングを投げる予定だ。

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