【日本ハム】上沢、ローテ入りへ「メリハリを付けて」“省エネ投法”

スポーツ報知
オリックス戦に向け、新千歳空港から出発した上沢

 日本ハムの上沢直之投手(24)が、“省エネ投法”でアピールを誓った。6日、オリックスとのオープン戦(7、8日、ほっと神戸、姫路)に向けて新千歳空港から空路で神戸に移動。2連戦初戦で先発予定の右腕は「メリハリを付けて長いイニングいけるように。そういうのが大事かな」とペース配分を意識して実戦に臨む。

 1日のラミゴ(台湾)との交流試合は3回を9人で零封した。開幕まで1か月を切り、徐々に長いイニングを登板して調整を図る。「イニングも少し増えると思うので、その中である程度、結果を残しながらやりたい」と語った。

 良い意味での“手抜き”も大切だ。目を付けたのがペース配分で「則本さん、千賀さん、岸さんとか」と同じリーグの好投手の投球を見て気がついた。「前半は抜いて…というか、きれいな球筋で7、8割。ピンチの時に10割で投げられたら抑えられる」。必要最低限の力で投球しつつ、ここぞの場面では全力でいく。

 「ピンチの時に抑えられるのはそういうピッチャー」。シーズン通してローテを守るためにも、メリハリのある投法を身につける。(秦 雄太郎)

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