【日本ハム】清水、開幕マスクアピール弾も気持ち引き締め「1点取られたのは僕の配球ミス」

スポーツ報知
5回にソロ本塁打を放ち、打撃でもアピールした清水

◆オープン戦 オリックス5―4日本ハム(7日・ほっともっと神戸)

 日本ハムの清水優心捕手(21)が7日、オリックスとのオープン戦(ほっと神戸)で、オープン戦2号となる勝ち越し弾を放った。

 失投を逃さなかった。1―1で迎えた5回先頭。鋭く振った清水のバットが、真ん中へ甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。白球が左翼席で弾む。2月24日の中日戦(北谷)以来となる一発は、勝ち越しの左越えソロ。「うちには打撃のいい打者がたくさんいるし、その人たちに任せておけばいいというくらいの気持ち」と控えめだったが、開幕マスク候補の21歳が“打”でもアピールした。

 守備では先発の上沢を好リード。「今日は両サイド投げたいと思っていた」と内外角を使い分ける巧みな配球で右腕を4回1失点に導いた。だが、2回1死ではカウント3―1から中島にカットボールを左翼スタンドに運ばれ「1点取られたのは僕の配球ミス。次に(上沢と)組む機会があれば、0点に抑えたい」と反省も忘れなかった。

 栗山英樹監督(56)は「(清水)優心も必死なので。こっちは誰がレギュラーを取るのか待っているだけ」とさらなるアピールを期待した。清水は「どれだけ打てても守れなかったら捕手は出られないし、そこで打てれば一番いい。投手に納得して投げてもらえるくらい、守備で信頼されるように」と気を引き締めた。

(小島 和之)

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