【阪神】メッセンジャー→秋山→能見!開幕は巨人キラーローテ

スポーツ報知
阪神・メッセンジャー

 阪神が、開幕3連戦にGキラー・トリオを投入することが8日、分かった。敵地・東京ドームで迎える3月30日からの3連戦の先発は、エースのメッセンジャーを開幕に立て、2戦目に昨季12勝の秋山、3戦目に能見が濃厚。メッセンジャー、秋山はともに昨季の巨人戦防御率が1点台で、左腕・能見は巨人戦通算21勝。相性重視のローテを編成し、開幕ダッシュを図る。

 ローテの二枚看板の両右腕を開幕から並べるのは異例だが、今季は球場や相手を今まで以上に重要視する方針を固めている。この日、甲子園での指名練習を見守った香田投手コーチは「(ローテは)球場や相手を考えて、監督と相談して決めていきたい」と説明。9、10日の中日とのオープン戦2連戦(甲子園)で先発するメッセ、秋山がそのままの並びで3週間後の本番を迎える予定だ。

 本来なら2カード目のDeNA戦(横浜)の初戦に回したい秋山は昨季、同球場で防御率7・63。一方で藤浪は防御率1・20と得意にしており、4戦目の先発が内定している。今後も藤浪の広島戦(昨季の対戦防御率8・31)や、岩貞の巨人戦(同8・22)などは極力回避する方向。“偏食ローテ”で13年ぶりのVを目指す。

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