【楽天】藤田、2の1に「ホッ」走攻守に存在感

スポーツ報知
4回無死一、二塁、中前適時打を放った藤田

◆オープン戦 楽天4―2西武(10日・倉敷)

 左ふくらはぎを痛め、出遅れていた楽天の藤田一也内野手(35)が10日、西武戦(倉敷)で今季オープン戦初出場。「6番・二塁」で先発出場し、中前適時打を放つなど2打数1安打1打点と結果を残した。

 甘く入ってきた西武の先発・多和田の変化球を、鮮やかにはじき返した。4回無死一、二塁。中前適時打を放つと、一塁走者・足立が三塁へ進む間に自らも二塁を陥れた。「1本出てホッとしました。(走塁も)問題なくできたのでよかった」と振り返った。

 梨田昌孝監督(64)も「さすがというか、しっかりヒットも打って、安心して見ていられる」と評価。昨季は、負傷もあって開幕スタメンを逃し、「いい状態で開幕を迎えられるように上げていきたい。開幕スタメンを目指しているので、しっかりアピールしていきたい」と話した藤田。走攻守に存在感を示し、再びセカンドの定位置をつかみ取る。(山口 泰史)

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