【オリックス】ドラ1・田嶋、ゲレーロから2三振奪う 開幕ローテ当確、2戦目有力

スポーツ報知
力投する田嶋(カメラ・矢口 亨)

◆オープン戦 巨人7-2オリックス(10日・ほっともっと神戸)

 オリックスのドラフト1位左腕・田嶋が、新人離れした堂々とした投球で、ゲレーロから2打席連続三振を奪った。初回2死、146キロの内角直球で空振り三振。4回の2打席目も高めの直球で空振り三振に斬った。2回の阿部の打席でプロ入り最速の151キロをマークするなど、3回までパーフェクトに抑えた。

 「途中まで抑えたことは自信になる」。5回3安打2失点で負け投手にはなったが、福良監督は「球も悪くない。任せても大丈夫じゃないですか」と開幕ローテ入りを確定させた。高山投手コーチは「攻める姿勢もあったし、冷静に頭も使っていた。名前負けしなかった。巨人の主力にあれだけ腕を振って投げていた」と度胸を評価。2戦目の31日のソフトバンク戦(ヤフオクD)を託されることが決定的になった。88球でマウンドを降りたが、次回は100球以上を予定。「勝てる投手にならないと。息の長い投手に」と目標の投手像を語った21歳。圧巻のゲレ斬りで開幕への手応えを強めた。(原島 海)

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