【DeNA】ラミレス監督、申告敬遠で「桜井VS清宮」を演出「2人にはヒストリーがある」

スポーツ報知
6回2死満塁、清宮と勝負する桜井

◆オープン戦 日本ハム1―1DeNA(11日・鎌ケ谷)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が、持ち前のサービス精神で、高校時代からのライバルである日本ハム・清宮と自軍の左腕・桜井の「ルーキー対決」を演出した。

 桜井は6回に3番手で登板。打順は2番からで、予定の1イニングでは7番の清宮まで回らないことが濃厚だったが、2死一、二塁で6番・大田のカウントが2ボールになったところで新ルール「申告敬遠」をコールして満塁策をとり、清宮との勝負を選択した。

 「現実的に考えても右(大田)より次の左(清宮)で勝負」と満塁策の理由を説明したラミちゃんだが、「エンターテインメント的にも、2人にはヒストリーがあるからね」と、勝敗にこだわらないオープン戦ならではの采配だったことも明らかに。満員の観衆が沸いた対決に「みんな喜んでくれたんじゃないかな」と満足そうだった。

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