【中日】鈴木翔、開幕ローテーション入りへ森監督に猛アピール「それが一番」１３日西武戦先発

　中日の鈴木翔太投手（２２）が１２日、自身初の開幕ローテ―ション入りへ、森監督にアピールすると誓った。この日、ナゴヤ球場での練習に一部投手陣が参加。２０１３年ドラフト１位右腕は１３日の西武戦（小牧）の先発を備え、ブルペンで投球練習を行った。

　キャンプ中の実戦登板ではピシャリと抑えることができず、６日はウエスタン・リーグ春季教育リーグの阪神戦（鳴尾浜）に回った。「真っすぐがしっかり指にかかっていた。変化球でもストライクが取れた」と緩急を使った投球がさえて５回１失点だったが、１軍で好投してナンボ。森監督ら１軍首脳陣の前でアピールしたいかとの問いに「それが一番です」と言い切った。

　毎試合が開幕ローテ入りにつながる正念場。「（開幕ローテに直結？）毎回そうだと思っています」と一度のミスが命取りになることを十分に理解している。「しっかり打者と勝負して、自分の球を投げられればいい」。昨季はプロ初勝利を含む５勝を挙げた若武者。ここで立ち止まってはいられない。

　中日・ガルシア投手（１３日の西武戦で登板予定）「地方球場で登板？　場所を問わず自分のやるべきことをやるだけだ。まずはストライクを投げ切ることだね」