【ソフトバンク】4戦連続適時打なしにピリピリ練習

スポーツ報知
ノック終了後、強い口調で塚田(右)を指導する工藤監督

 ソフトバンクが12日、大分で、高校野球ばりのピリピリ練習を行った。元々は一部選手が参加予定だったが、4戦連続適時打なしとなった11日のロッテ戦後に、全体練習へと変更。柳田ら主力も参加した。

 その練習は、張りつめた空気が漂った。「そんなんでアウトになるか」「タッチは最後まで」。選手だけでなく、コーチらの大声もグラウンドに響いた。ノックでエラーが出れば、連帯責任でやり直し。捕手へのフライを打ち損ねた水上内野守備走塁コーチに対しても、達川ヘッドコーチは厳しく指摘した。工藤監督は練習後に塚田を呼び、練習姿勢などを強い口調で指導した。

 オープン戦打率2割1分6厘は12球団最下位。工藤監督は「中継が乱れたり、やった方がいいということでね。意図を選手が理解しないと」と練習の狙いを説明。低調な試合を続ける昨年の日本一チームが、開幕までに油断もスキも排除する。

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