【中日】鈴木翔、6回零封で開幕ローテ接近…ただし6四球「去年と変わらない」

スポーツ報知
先発し6回を無失点に抑えた鈴木翔

◆オープン戦 中日2―0西武(13日・小牧)

 中日の鈴木翔太投手(22)がオープン戦初登板初先発。6イニングで6四球を与える乱調ぶりながら、失点をゼロに抑える“怪投”で開幕ローテーションに名乗りを挙げた。

 毎回走者を出しながら相手の主砲・メヒアから3三振を奪い、打線を分断した。初回2死一塁ではフォークで空振り三振。3回も2死一、二塁で外角低めの直球を見逃しさせて三振。さらに5回2死二塁はフォークでバットに空を切らせた。「(メヒアは)スライダーが合ってなかった。初球はスライダーから入って、内角を使い、最後は自信のある球で(仕留めた)」と胸を張った。

 前日は森監督ら1軍首脳陣の前でアピールしたいか、の問いに「それが一番です」と話した。この日の無失点投球で開幕ローテ入りへアピールになったのか。「結果だけを見ればそう思う。でも内容を見れば去年と変わってない。1年間(通して)1軍で投げられる立場ではない。内容を反省したい」と、やはり6四球と95球を要した球数が課題のようだ。昨季も69イニングで47四死球を与えている暴れ馬。開幕までに制球力アップは可能か。

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