【中日】松坂、ナゴヤDで“初アーチ”「微妙ですね。入ったことにしましょう」

スポーツ報知
ティー打撃を行う松坂(手前)

 中日の松坂大輔投手(37)が15日、ナゴヤドームの全体練習に参加。フリー打撃もこなして、広大な本拠地球場で“初本塁打”をマークした。

 野手が昼休みに入った時間を利用してランチ特打を開始。ジー、柳、笠原、小笠原とともにケージに入った。1セット目は打撃投手を務めた朝倉投手コーチから3連続で長打性の当たりをマーク。2セット目はルイス打撃投手兼ブルペン捕手兼通訳兼国際渉外担当兼外国人担当と対戦し、左中間に火の出るような当たりをかっとばした。打球は左中間フェンスの上を覆う黒い布に当たってグラウンドに跳ね返った。推定飛距離120メートルの大アーチだった。

 3セットを終えて計51スイングで安打性21本、うちサク越え1本。打率4割1分2厘と、さすがは森監督を「バッティングで獲ったんだ」と言わせた男。報道陣からサク越えについて問われると「入ったのかな。微妙ですね。入ったことにしましょう」と苦笑い。グラウンドルール的にも文句なしの“ホームラン”だが、客席に達しなかったことを少しだけ悔やんでいる様子だった。

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