【ヤクルト】ブキャナン、いきなり満塁被弾 のち快投

スポーツ報知
2番手で登板したブキャナン

◆オープン戦 ヤクルト7―6日本ハム(17日・神宮)

 来日2年目で初の開幕投手に指名されたヤクルト・ブキャナンが2番手で登板。いきなりレアードに満塁弾を浴びる最悪の立ち上がりだったが、その後の3回は3人ずつのパーフェクト投球で、首脳陣をひと安心させた。

 「最初の回は少し手こずったが、後の3回のような形でいければいい。直球も走っていた」と、炎上→快投の4回61球を振り返った右腕。しぶとくバットに当てる日本の打者と1年戦ったことで「1球目からしっかりコントロールしないと抑えられないと学んだ」と、キャンプから制球力アップに取り組んで手にした大役。「石川さんら、素晴らしい投手がいる中で選ばれたのはうれしい」と、改めて意気込みを語った。

 前夜の球団激励会で開幕起用を公表した小川監督は、満点とはいえない内容に「カットボールが引っかかってボールになっていた。もう少し精度を上げてほしい」と注文をつけていた。(星野 和明)

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