【日本ハム】加藤、開幕ローテへ6回途中無失点「シーズンでもっといい形で」

スポーツ報知
6回途中まで1安打無失点と好投した加藤(カメラ・清水 武)

◆オープン戦 西武4―1日本ハム(18日・メットライフドーム)

 日本ハムの加藤貴之投手(25)がオープン戦の西武戦に先発し5回1/3を無失点と好投した。開幕ローテ入りが確実な左腕。81球で交代するまで、西武打線を単打1本に封じ込めた。「ゴロアウトもフライアウトも三振も取りたいときに取れた」と振り返った。

 先発の可能性もある開幕3連戦の相手に持ち味を発揮した。ベテラン・鶴岡と初のバッテリー。90キロ台のカーブを交えた緩急と低めに集める制球力で右打者6人が並ぶ西武打線を封じ込めた。唯一のピンチだった3回1死三塁は連続三振で切り抜けた。「(鶴岡さんが)僕のいいところを引き出してくれた。意図をくみ取って投げられたので良かった」とベテラン女房に感謝した。

 左の柱として期待される。昨季はチーム2位の21試合に先発し6勝6敗と貯金を残せなかった。今季はオープン戦3試合で3戦無失点。好調を維持するが「まだシーズンじゃないので、シーズンでもっといい形でレベルを上げられるように」と開幕を見据えた。

野球

×