【楽天】則本「星野さんのような選手、人間になっていきたい」お別れの会に参加

スポーツ報知
お別れ会には多くの人が詰めかけた

 今年1月4日に膵臓(すいぞう)がんのため70歳で亡くなった楽天・星野仙一副会長のお別れの会が19日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。

 楽天は選手や首脳陣らチーム全員が参列。エース・則本昂大投手(27)は「1月に訃報を聞いて本当に驚いた。改めてお別れの会に出席させて頂き、もういないんだと思った」と別れを惜しんだ。

 則本は星野副会長が監督を務めていた12年のドラフト2位で楽天に入団。1年目の13年にはいきなり開幕投手に指名され、球団史上初の日本一に大きく貢献した。大学時代までは無名に近い存在だっただけに「僕がこうしてプロの世界にいるのは星野さんのおかげ。監督を辞めた後にも僕の体や家族を気遣ってくれた」と感謝の気持ちを、献花に込めた。

 今季は3月30日のロッテ戦(ZOZO)での開幕投手に内定。5年ぶりの優勝へ向けて「今年は必ず勝つ。結果を出して恩返しをしたい。感謝してもしきれない。受けた恩は結果を残して返すしかない。星野さんのような選手、人間になっていきたい」と力強く決意を語った。

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