【日本ハム】上原の復帰登板に日ハムナイン感激、衝撃「上原さんが飛んできた」

スポーツ報知
7回無死、この回からマウンドへ上がった上原は、打者・中島に対してスプリットを投じる(カメラ・泉 貫太)

◆オープン戦 巨人1―3日本ハム(20日・東京ドーム)

 上原の復帰登板に日本ハムベンチも沸き立った。栗山監督は「超一流の選手がまた日本でプレーしてくれるのがうれしい。選手たちも『打席を回して、回して』と言っていた」。西川は「架空レベルの選手。見ていたカブス、レッドソックス時代の映像と違って、近く感じた。リリースポイントが前で、上原さんが飛んできているように感じた」と衝撃を受けた。

 投球術も一級品で、7回先頭の中島は直球に見逃し三振。「(フォームの)後ろが小さくて、球がすぐ来る。フォークがチェンジアップみたいだった」。西川は四球を選んだが、「初球の外のスライダーはストライクだったら、打てなかった。フォークもシュートさせたりしていた。けん制は速かった」。大の巨人ファンで憧れだったという松本は右飛に倒れ、「貫禄をすごく感じた。タイミングの取りづらさ、独特な間を感じた」。近藤は中飛で「真っすぐは手元でピュッと来る感じ。フォームも投球動作でタイミングを変えてきている」と脱帽した。

 指揮官は「ずいぶん、取材させてもらって、まさか当たるとは。まず上原がマウンドに登っていることに感謝」と心を躍らせた。

野球

×