【日本ハム】畑佳秀氏は“幸運のオーナー”!?入社81年は初優勝の年

スポーツ報知
固い握手をする畑佳秀新オーナー(左)と栗山英樹監督

 日本ハムは23日、畑佳秀新オーナー(59)の就任記者会見を札幌ドームで行った。新オーナーは、親会社・日本ハムの社長で、22日に就任。「ファンの皆様、選手監督コーチ、スタッフのみんなと一緒になって戦っていきたい。ファイターズが引き続き、道民の皆様に愛され、応援していただけるチームになれるよう、球団運営を全力で推進して参ります」と決意を表明した。

 2年ぶりの日本一を運んでくる“幸運のオーナー”かもしれない。畑オーナーが日本ハム本社に入社した1981年は、日本ハムファイターズが73年に誕生してから初めてリーグ優勝を果たした年。同席した栗山英樹監督(56)は「今回は日本一を持って来てくださると思って。一緒に力を合わせさせていただきたい」。球団と不思議な縁のある新オーナーの“神通力”を期待した。

 “縁”はこれだけではない。入社してすぐに経理部に配属された際、畑オーナーの初めての仕事が球団の決算だったという。「日本ハムグループにとって、ブランドを最大限に高めてくれるチーム」。2012年4月からグループ経営本部長を務めており、グループ全体をまとめる立場になった。「この6年間はファイターズのことを見ていましたし、応援もしてきました」と理解も深い。

 就任前までは、新球場移転のために設置されたタスクフォースの一員として、球団に関わってきた。今後はオーナーとして、先頭に立って運営に臨むことになる。「様々な課題、問題があります。これまで積み重ねてきた議論をしっかりまとめあげていきたい」と意気込んだ。

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