【ソフトバンク】千賀、3回48球緊急降板…右腕上腕に張り
スポーツ報知
◆オープン戦 ソフトバンク5―3広島(23日・福岡ヤフオクドーム)
開幕戦へ一抹の不安を残した。千賀が3回48球を投げたところで右腕上腕の張りで緊急降板した。1週間後のオリックスとの開幕戦(30日、ヤフオクD)に向け、100球前後を投げる予定だったが早々とマウンドから姿を消した。
工藤監督は「投げられないことはないが、やめておきましょうと。今のところ予定は変わっていない」と大事を取っての交代を強調。千賀も「(開幕戦は)重要だと思いますし、いい1週間を過ごしたい」と前向き。だが、開幕まで16日のウエスタン・リーグの阪神戦(タマスタ筑後)で5回80球を投げたのが最多。予定されたステップを踏まずに大役に向かうことになった。
千賀だけでなく、ウイルス性胃腸炎で今宮が欠場し、中村晃も左でん部の張りで途中交代。和田、高谷、明石らが離脱するなど、キャンプから続く負の流れが開幕直前になっても止まらない。(戸田 和彦)