【楽天】内田が同い年・田口から2試合連続の技あり4号「この感じを続けていきたい」

スポーツ報知
2回1死、先制右越えソロを放ち立石コーチ(左)とグータッチをする内田

◆オープン戦 巨人―楽天(24日・東京ドーム)

 楽天・内田靖人内野手(22)が、2試合連続となる4号ソロを放った。

 両軍無得点の2回1死。「6番・三塁」で先発した内田はカウント2―2からの9球目、田口の外角低め124キロを右翼席最前列に運んだ。田口と内田は13年夏の第26回18U(18歳以下)ワールドカップ(台湾・台中)でチームメートだった。同い年の左腕から逆方向への技ありの一発を放った内田は「打ったのはスライダーです。追い込まれてからは逆方向を意識していました。タイミングが少し遅れていたのですが、打席の中でアジャストできましたね。この感じを続けていきたいです」とにっこりだった。

 昨年イースタン・リーグで本塁打と打点の2冠王に輝いた内田はオープン戦でここまで絶好調。前日(23日)の試合終了時点では打率4割3分2厘で、2位島内(楽天)の3割7分を大きく離して、12球団トップの数字を残している。だが定位置を狙う一、三塁は銀次、ウィーラー、今江、アマダーら実力者がそろっており、梨田監督も「内田は本当に成長した」とたたえながらも、「今江も調子がいいし、同じポジションで争わないでいいのに」とうれしい悲鳴をあげていた。

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