【ロッテ】愛称は「ワギータ」育成1位・和田がプロ1号V弾

スポーツ報知

 ◇イースタン・リーグ ヤクルト3―4ロッテ(24日・戸田)

 ロッテの育成ドラフト1位・和田康士朗外野手(19)=BC富山=が公式戦初安打、初本塁打、初打点をマークした。同点の9回に久古から右翼ポール際に飛び込むプロ1号の決勝ソロを放った。

 小川高(埼玉)では硬式野球部に所属せず、陸上部を経て、社会人野球のクラブチーム・都幾川倶楽部硬式野球団に所属。卒業後はBC富山を経由してプロ入りした過去を持つ。

 185センチ、72キロの細身の体ながら、ソフトバンク・柳田のようなフルスイングが特徴。柳田の愛称・ギータにかけて“ワギータ”と呼ばれる。ファームでは練習の合間におにぎりを食べまくる“食トレ”を行っており、体重も公称72キロから2、3キロ増えるなど肉体改造に励んでいる効果も出た。

 石垣島キャンプのシート打撃ではチェンからも一発を放つなど伸びしろは十分。井口監督も「あれだけ振れる。体はまだまだ細いけど力強さはある。足も速いですし、そういう意味ではしっかり体を作れば1軍でやれる素材ではあると思う」と期待を寄せていた男が大きな一歩を記した。

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