【日本ハム】宮台が2軍戦登板 最速141キロで1回1安打無失点

スポーツ報知
イースタン・DeNA戦でプロ初登板した宮台

◆イースタン・リーグ 日本ハム1―2DeNA=延長11回=(24日・鎌ケ谷)

 日本ハムのドラフト7位・宮台康平投手(22)が24日、イースタン・DeNA戦(鎌ケ谷)でプロ初登板した。2月に腰痛を発症して出遅れていたが、0―0の6回から登板。百瀬、石川を連続三振に仕留め、2死から関根に左前安打を許したが、後続を三ゴロに抑えた。最速は141キロを記録し「緊張もあったけど、1つストライクが入ってからは落ち着いて投げられた」と振り返った。

 うれしい知らせもあった。学業、課外活動などで顕著な業績を挙げた個人、団体に贈られる「東京大学総長賞」を硬式野球部が受賞。昨秋リーグ戦で15年ぶりの勝ち点奪取などが評価され、同部の受賞は初めてだった。「いろいろな方が理解を示してくれて、応援してくれている」と感謝した。

 次回登板は1週間以上、空ける予定。体力面を鍛えつつ、先発調整を進めていく。23日の卒業式も欠席し、好成績につなげた左腕は「東大時代の仲間にもいい報告が一つできた。投げている方が喜んでくれると思うし、僕もその方が嬉しい」。秀才が確かな一歩を踏み出した。(小島 和之)

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