【中日】小笠原、最年少開幕投手へ気合「自分の投球できれば抑えられる」

スポーツ報知
アップを行う開幕投手の小笠原(カメラ・石田 順平)

 中日は30日に敵地・マツダスタジアムで広島を相手に開幕する。29日は同球場で前日練習。2リーグ後の最年少で開幕投手を務める小笠原慎之介投手(20)が、「いつも通りやるだけ」と言いながら、初の大役に向けて気合を込めた。

 普段は登板2日前に投球練習する決まりだが、「(マツダのマウンドの)傾斜に慣れるために何球か投げた」と、球数は少ないながらも異例の前日ブルペン投球で最終調整。「とりあえず自分の投球ができれば抑えられている」と、昨年8月27日のマツダスタジアムで6回3安打2失点と赤ヘル打線を料理して、4勝目を挙げた試合の再現を誓った。

 チームとしては昨季、2勝10敗と大きく負け越している鬼門の敵地。森繁和監督(63)は20歳左腕に「開幕投手には、いい流れを持ってこられるようにする責任がある。彼にとっても我々にとっても大事な試合。とんでもないプレッシャーはあるが、あえて使っている。初回を投げ終わって(ダッグアウトに)帰ってくる顔をゆっくり見たい」と独特の表現でゲキを飛ばしていた。

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