【ロッテ】42歳3か月・福浦が開幕スタメン…ノムさん次ぐチーム年長2位

スポーツ報知
練習中、汗をぬぐう福浦

 ロッテの井口資仁監督(43)が29日、楽天との開幕戦(30日・ZOZO)で、打撃コーチを兼任している福浦和也内野手(42)を「7番・DH」に抜てき。福浦にとっては5年ぶりの開幕スタメンで、78年の野村克也(42歳9か月)に次いでチーム2番目の年長記録(42歳3か月)となる。

 「4番・DH」に置く予定だった角中が腰痛のため離脱。悪化を防ぐため指揮官はファームで調整させる決断を下し「オープン戦最後のメンバーでいく。角中なしのメンバーでもしっかり戦えたので」と説明。「順調に調整してきた」という福浦に託すことを決めた。

 好材料は相手先発・則本との相性だ。昨季チームは0勝4敗、打率1割9分8厘と完璧に抑えられたが、福浦は9打数4安打の打率4割4分4厘。福浦は「(則本は)いい投手です」と実力を認めた上で「何とか食らいついていきたい。みんなで1点でも多く取れるように」と意欲を示した。

 ロッテは昨季開幕4連敗と、いきなりつまずいただけに井口監督は「早く1勝したり、打者なら早く1本出たり、早くチームが乗っていけたら」と“起爆剤”の出現に期待。通算2000安打に残り38本と迫る福浦も「開幕は特別なもの。出るからには何とか勝ちに貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。(長井 毅)

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