【日本ハム】平昌・金の高木菜那が始球式 ワンバン投球に「ちゃんと投げたかった」 

スポーツ報知
始球式を行った平昌五輪スピードスケートで2個の金メダルを獲得した高木菜那 (カメラ・堺 恒志)

◆日本ハム―西武(30日、札幌ドーム)

 平昌五輪金メダリストの高木菜那(25)=日本電産サンキョー=が30日、日本ハム―西武(札幌D)の開幕戦の始球式を務めた。

 名前にかけた背番号7で登場。155センチの小柄な体を目いっぱい使い投じたボールはワンバウンドでミットに収まった。この日を合わせ3回の練習を積んできただけに「もうちょっといい球投げられると思った。練習では届いていたのに」と悔しがった。

 北海道幕別町出身。平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きと女子マススタート金メダリストとして凱旋した。「たくさんの人が祝福してくれた。みなさんの応援があっての金メダル。自分の力が少しでもファイターズのみなさんに届けば」。故郷への恩返しの思いも込め、試合前セレモニーにも登場し札幌Dを盛り上げた。

 4月7日のロッテ戦(東京D)では妹・美帆も始球式に臨む。「楽しく投げて欲しい。姉妹で何かエールを送れたら」と妹にアドバイス。だがワンバウンド投球の悔しさは消えないようで「もうちょっとちゃんと投げたかった。またいつか呼んでください!」と再登板のリクエストも忘れなかった。

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