【ソフトバンク】小平奈緒、大暴投始球式…ボールが孫オーナー足元に転がる“ミラクル”
スポーツ報知
◆ソフトバンク―オリックス(30日、福岡ヤフオクドーム)
平昌冬季五輪で日本選手団主将を務め、スピードスケート女子500メートルで金メダル、同1000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が始球式を行った。
球場を訪れプロ野球を生で観戦するのも初めて。「キラキラした舞台でやれるのはうらやましい」と印象を明かした小平。「東浜巨(なお)選手と同じナオつながりで一緒に練習させてもらった」と準備万端でマウンドへ。スケートのスタートポーズを決めた後、セットポジションで投じたが、一塁方向へ大きくそれ左打席のオリックス・宗の背中を通り過ぎる“大暴投”。しかし、ボールは偶然にも様子を見守っていた孫オーナーの足元へ転がりキャッチするミラクルも起こった。
「普段やっていない競技で練習量が足りない。大観衆にみせられるものじゃなかった。“もういっちょ”チャンスがあれば投げたい」と今季のソフトバンクのスローガン「もう1頂(ちょ)!」を交えリベンジを誓った。