【中日】森監督、就任2年目も黒星発進…初の貯金お預けで「チームもショック」

スポーツ報知
投手交代を告げる森監督

◆広島6―3中日 (30日・マツダスタジアム)

 中日・森繁和監督(63)は就任2年目の開幕戦も黒星発進となった。

 開幕投手に2リーグ分立後の球団最年少、小笠原慎之介投手(20)を立てて臨んだが、6回に3点を失って力尽きた。6回無死で同点ソロを浴びたエルドレッドには、昨季も9打数4安打4本塁打と打ち込まれていた。指揮官は「一番打たれちゃいけない人、エルドレッドだな。(味方打線が)逆転した後だったし。本人もショックだったろうし、チームもショック。まあ、いい経験だよ」と表情を変えずにつぶやいた。

 昨季の開幕戦は3月31日に東京ドームで巨人に2―6で敗れて、引き分けを挟んで開幕5連敗。そこから一度も貯金を作ることができずに59勝79敗5分けでシーズンを終えた。今季は「勝ったり負けたりで、前半戦を5割で乗り越えたい」とAクラス戦線に食らいつくことを目標に掲げている森監督。就任後、初の貯金もお預けで、「チームもショック」という言葉に本音をのぞかせていた。

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