【ソフトバンク】「レジェンドデー」でノムさん節さく裂「私の中で3悪人は江夏、江本、門田」

スポーツ報知
記念撮影を行うホークスOBの江本孟紀氏(左)と野村克也氏

◆ソフトバンク―オリックス(31日、福岡ヤフオクドーム)

 野村克也氏(82)の毒ガス攻撃が、各方面へさく裂した。この日のオリックス戦は球団発足80周年を記念する「レジェンドデー」第1弾として開催され、ヤフオクドーム内にある「王貞治ベースボールミュージアム」で南海OBとして、江本孟紀氏(70)とトークショーを行った。

 「(南海は)僕が生まれた頃にできたんですね。南海で育ててもらって、南海で捨てられて…。サッチーさんのおかげで捨てられました」と、いきなりぼやいたノムさん。江本氏を「私の中での3悪人は江夏、江本、門田。他の球団に行っても彼ら3人を経験していたからかわいいもの」とチクリ。「野村、広瀬、杉浦が初代3悪人。我々は引き継いだだけ」と反撃される場面もあったが「阪神の監督をやってミーティングをしても誰も聞いていない。阪神の監督なんてやるんじゃなかった。あの3年間は無駄だった」と愚痴った。

 「ソフトバンクがこれだけ安定した強さを発揮できるようになった最大の功労者は孫さん。『金は出すけど、口は出さない』は最高のセリフ。他のオーナーは金は出さないけど、口は出すですから」と孫オーナーを持ち上げたノムさん。「今年もホークスは大丈夫。ライバル球団がいない。今年も優勝でしょう」と2年連続のリーグVに太鼓判を押したが、工藤監督には「投手出身の名将はいない。優勝したから名将ではない。この戦力なら、誰がやっても勝てる」と嫌みも忘れなかった。

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