【阪神】金本監督、藤浪続投の判断悔やむ
スポーツ報知

◆巨人8―4阪神(31日、東京ドーム)
痛恨の逆転負けだ。金本監督が自らの判断を悔やんだ。2点リードの6回。迷った末に続投させた藤浪のノーコン病が再発した。「難しかった、代え時が本当に。5回が良かっただけに。かなり迷ったんだけど…。結果的にあの回に崩れたわけですから、判断ミスと言われても仕方がない」と、責任をしょい込んだ。
昨季3勝からの巻き返しを期す右腕の初登板。当初は2カード目が予定されていたが、責任感を持たせるために開幕2戦目に抜てきした。藤浪は5回まで2失点としのいだが、6回の先頭・岡本に左前安打を許し、連続四球で無死満塁として降板。後続が追いつかれて序盤の4点リードを守れず、331日ぶりの白星は飾れなかった。
「しっかり抑えたいという気持ちが強すぎた。いいボールもあっただけにすごく悔しい」と藤浪。坂井オーナーが上京して観戦した中、連勝発進とはならなかった。(島尾 浩一郎)