【DeNA】初登板初先発初勝利の京山、同世代「BIG4」と対戦したい

スポーツ報知
5回1失点の好投を見せた京山

◆DeNA3―1ヤクルト(1日・横浜)

 DeNAの高卒2年目・京山がプロ初登板初先発初勝利を挙げた。19歳は制球よく落ち着いた投球でヤクルト打線を5回1失点に抑え、開幕2連敗中のチームを勝利に導いた。10代での初登板初勝利は、球団では06年の山口俊(現巨人)以来12年ぶり。ヤクルト首脳陣からは彗星(すいせい)のごとく現れた右腕に「マエケンのよう」と絶賛する声も上がった。

 高卒2年目・京山の同世代は楽天・藤平、ヤクルト・寺島、広島・高橋昂、西武・今井の「BIG4」ら好投手ぞろいだ。しかし京山は、今までそういった上位指名の選手たちと全く親交がなかったという。

 昨冬、台湾で行われたウィンターリーグで寺島とチームメートになった。「やっぱりドラ1の雰囲気があるし、1年目には見えなかった。刺激を受けました」と会話を重ねるうちにライバル心が芽生えてきた。寺島より先に初勝利を挙げたが「いつかは投げ合いたい」と新たな目標もできた。19歳たちの切磋琢磨(せっさたくま)にも注目していきたい。(DeNA担当・岸 慎也)

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