【阪神】小野、初の開幕ローテ入りで「筒香斬り」に意欲

スポーツ報知
横浜スタジアムで投球練習をする小野

 阪神・小野泰己投手(23)が2日、筒香斬りに意欲をみせた。

 4日のDeNA戦(横浜)で今季初先発が予定されている右腕は、横浜スタジアムで行われた投手の指名練習に参加。自身初となるハマスタのマウンドから「ハマの大砲」を想定し、56球を投げ込んだ。

 「左打者は筒香さんがいるので、それもあって(左打席に)多めに立ってもらった」。チームスタッフに左打席に立ってもらい、直球を中心に、スライダー、フォークを織り交ぜ、実戦さながらに投げ込んだ。今年3月の侍ジャパンでも主軸を担ったスラッガーを、昨季は6打数1安打と抑え込んだ。それでも「去年は去年で、終わったこと」。新たな気持ちで今季の初対戦に臨む。

 春のキャンプから、実戦では29イニング連続無失点を継続している小野。第一目標にしていた、初の開幕ローテ入りを果たし「今年は開幕から投げるということで、立場も違ってくる。チームのために投げたい」と意気込んだ。香田投手コーチも「いい投球をしている。課題の変化球も良くなっている」と、成長に目を細めた。

 チームは巨人相手に開幕戦に勝利した後、2試合連続で逆転負け。「まずは初回のイニングをしっかり抑える」。嫌なムードを打破すべく、背番号28が快投をみせる。

野球

×