【中日】柳、プロ最短の4回途中KO「自分の仕事できなくて申し訳ない」
スポーツ報知

◆中日―巨人(3日・ナゴヤドーム)
中日の2年目右腕・柳裕也投手(23)が3回2/3、6安打4失点。プロ8度目の先発で自己最短KOという屈辱に終わった。
2016年ドラフト1位右腕が初めて手にした開幕ローテの座。「連敗しているので、止められるように頑張ります」と意気込んだ今季初登板だったが、初回先頭の陽岱鋼に死球を与えて動揺したのか、続いて単打、単打、四球、単打と5者連続で出塁を許し、あっという間に2点を失った。「最初から流れの悪い投球だったので…。自分の仕事ができなくて申し訳ないです」と、うなだれた。
昨季まで僚友だったゲレーロを意識しすぎた。登板前日に「対策? これから考えます。相手どうこうより、自分の投球をしたい」と話していたが、低めを丁寧に突く“自分の投球”ではなく、捕手・松井雅の要求どおりゲレ砲の苦手コースとされる内角高め攻めに終始。ハイボールを見極められた結果、3回の打席では0ボール2ストライクから四球を与えるなど、2打席2四球。降板直後に2番手・伊藤準が内角高めのシュートで左飛に仕留めただけに一層、悔しさが募った様子だった。