【オリックス】昨季台湾リーグ3冠王&連続MVPの王柏融を視察…台湾メディア報じる

スポーツ報知
王柏融

 オリックスが「大王」の異名を誇る台湾・ラミゴの王柏融(ワン・ボーロン)外野手(24)を視察したと台湾の現地メディアが報じた。横田国際渉外部長、中村国際渉外部アジア担当が熱視線を送った模様だ。

 王は昨季、台湾リーグで115試合に出場し、打率4割7厘、31本塁打、101打点で3冠王と連続MVPを獲得。今季中に海外挑戦の権利を得ることが濃厚で阪神など日本の複数球団が獲得調査を進めている。

 兼ねてからオリックスの球団関係者は「若いし、力のある打者。シーズン中に見に行く予定はある」と補強リストに挙がっていることを認めていた。

 昨年11月にスポーツ報知のインタビューに応じた王は「海外挑戦する場所があるならとても光栄です」と日本を含めた新たな挑戦に強い意欲を示している。オフに向けて、水面下で様々な動きが出てきそうだ。

 ◇王 柏融(わん・ぼーろん=Po―Jung Wang)1993年9月9日、台湾生まれ。24歳。中国文化大から2015年のドラフト1巡目でラミゴ入りし、いきなり29試合で打率3割2分4厘、9本塁打をマーク。同年のプレミア12にも出場した。16年に打率4割1分4厘、29本塁打、105打点、24盗塁で新人王を獲得。昨季も2年連続でMVPに輝いた。181センチ、90キロ。右投左打。

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