【楽天】池田、6回1失点好投もプロ初勝利ならず
スポーツ報知

◆楽天―ソフトバンク(8日・楽天生命パーク)
先発した楽天・池田隆英投手(23)が6回1失点と好投しながらも、プロ初勝利を逃した。
プロ2試合目の登板だった池田。プロ初登板だった1日のロッテ戦(ZOZO)は「足が震えるくらいすごく緊張していた」と、3回途中4安打4失点(自責2)で敗戦投手になった。中6日で登板したこの試合は、本拠地初登板ながら、強力ソフトバンク打線を5回までは無失点で抑え、1死二、三塁のピンチを迎えた6回も内川の右犠飛による1失点で切り抜けた。
6回93球で、4安打4三振、1失点も味方の援護なく降板。池田は「初回は緊張しました。前回あの結果だったので、思い切っていくしかないと思い、とにかく腕を振りました。開き直りですね。それから自分のピッチングができたかなと思います。今回は試合を作れて良かったです」とホッとした表情だった。創価高、創価大の同級生でソフトバンクで中継ぎ待機する田中正義の前でプロ初勝利を挙げることは出来なかった。
◆池田 隆英(いけだ・たかひで)1994年10月1日、佐賀・唐津市生まれ。23歳。小学4年から成和ライオンズで野球を始め、6年時に捕手から投手に転向。唐津五中時代は東松ワンダーズに所属し、2年で全国準V。創価高に進学し、1年秋からベンチ入り。2年秋から背番号1も3年夏は西東京大会4強。創価大を経て16年ドラフトで2位で楽天に入団。1年目の昨季は1軍での登板はなかった。181センチ、85キロ。右投右打。年俸1200万円。