【DeNA】19歳・京山が球団初の初登板から2戦2勝

スポーツ報知
1回2死一、二塁のピンチでメヒアを空振り三振に仕留めガッツポーズする京山

◆広島3―5DeNA(8日・マツダスタジアム)

 DeNAの筒香が6回に待望の先制1号2ラン、7回も3ランを放つなど3安打5打点の活躍でチームを今季初の連勝に導いた。先発した京山は、昨季のリーグ王者・広島を相手に6回途中無失点で2勝目。球団初となる初登板から2試合連続白星をマークした。

 ひょうひょうと大きな仕事をやってのけた。2年目の京山がカープ打線を6回途中4安打無失点に抑え、球団史上初の初登板初勝利から2戦2勝をマークした。

 初勝利を挙げた1日のヤクルト戦ではほぼ投げていなかったチェンジアップを低めに集め、左打者を封じた。最速144キロながらキレと制球で勝負。「前の試合よりはよかったけど、チェンジアップもいい時に比べれば落ち方など全然です」と、19歳の目指すべきところはまだ先にある。

 昨年10月、チームがマツダスタジアムでCS最終ステージの死闘を繰り広げている時、右腕は横須賀市内の寮でテレビ応援することしかできなかった。それが半年後マウンドで堂々の投球。「応援に威圧される雰囲気は多少ありました。思い切り向かって投げ込むことだけを考えた」と若々しかった。今永、ウィーランドら故障者が相次ぐ先発陣で京山が救世主になっている。

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