【中日】阿部、今季初打席で逆転3点打!「思い切りいこうと決めてました」

スポーツ報知
5回2死満塁、代打・阿部が左中間への3点適時二塁打を放つ

◆中日―ヤクルト(11日・ナゴヤドーム)

 中日の阿部寿樹内野手(28)が今季初打席で、代打逆転3点二塁打を放った。

 0―1の5回2死満塁。代打で起用されると、ハフの外角チェンジアップを引っ張った。打球は左中間を破り、走者一掃の逆転二塁打に。「久しぶりの打席だったので、ストライクゾーンに来たら思い切りいこうと決めていました。少し体が前に出され(泳がされ)ましたが、うまく残ってくれました」と胸を張った。自身今季初打席の一撃は、チームの代打陣が今季22打席目で放った初安打でもあった。

 続く大島、京田の連続適時打に、アルモンテの2号2ランも呼び込み、一気に7得点のビッグイニングを生み出した。

 ここ数日、アルモンテのマイブームは、報道陣に「スアベ、スアベ」とつぶやくこと。「優しく」という意味のスペイン語で、「取材のときは穏便で丁寧な質問で頼むよ」というニュアンスだ。この日は「スアベ、スアベ」と言ってから、逆に報道陣から「ドラゴンズの背番号5は誰だ?」と切り替えされて「誰だっけ。知らない。あ、アベか」と答えた。そして「アベ、アベ、スアベ、スアベ」とニヤリ。この日で4試合連続打点をマークした絶好調助っ人にイジられて、阿部にもツキが回ってきたようだ。

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