【DeNA】平田、プロ5年目の初先発で5回3安打無失点「試合を作ることができた」

スポーツ報知
5回2死三塁、立岡を左飛に打ち取り雄たけびを上げる平田

◆巨人―DeNA(11日・東京ドーム)

 プロ5年目、1軍通算75試合目で初めて先発マウンドに立ったDeNAの平田真吾投手(28)が、5回を3安打無失点の好投。降板が決まった直後の6回に味方打線が2点を先取し、勝利投手の権利を手にしたものの、直後にリリーフ陣がリードを吐き出し、プロ初勝利はならなかった。

 ラミレス監督から「長いイニングを投げようと考えず、1イニングずつしっかり投げろ」と命じられて上がった初先発マウンド。初回2死一、三塁のピンチをしのいで波に乗り、2回、3回は3人ずつ。4回2死二塁も岡本を強気の内角直球で捕ゴロに仕留めた。ラストイニングとなった5回も、先頭の亀井に右越え二塁打を浴びながら後続を断ち、先発投手としての責任を果たした。

 中継ぎ専門から、新たな可能性をアピールした78球。平田は「試合を作ることができた。野手の守備に助けられ、粘り強く投げられた」と納得の表情だった。

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