【楽天】守護神・松井、またもリード守れず「ゾーンでの勝負に負けた」

スポーツ報知
9回から登板した松井

◆オリックス2―2楽天=延長12回引き分け=(11日・京セラドーム大阪)

 楽天の守護神・松井裕樹投手(22)が、またしてもリードを守る事が出来なかった。

 この日は1点リードの9回に3番手で登板。先頭のロメロに中前安打を浴び、2死二塁のピンチを迎えると、3ボール1ストライクから、代打・伏見に同点の左越え適時二塁打を浴びた。真ん中に甘く入ったチェンジアップを打たれ「気持ちは入っていた。メンタルで負けたわけではない。カウントが悪かったので、ゾーンでの勝負に負けた」と悔しさをにじませた。

 松井は今季、ここまで6試合中4試合で失点。前日の10日には2点リードの9回に登板して無失点で抑え、初セーブを挙げ復調したかに思われていた。梨田監督は「ボールが高いよね。チェンジアップが高めから真ん中に来ている」と分析し、配置転換に関しては「そこまで深刻に考えてはない。僕はする必要がないと思う」とキッパリと否定。佐藤投手コーチも「打たれるときもある。何年もやっているんだし大丈夫でしょう」とかばっていた。

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