【楽天】借金は今季最多7 岡島「今が頑張りどころ」今季初のマルチ安打

スポーツ報知
6回1死、右前安打を放った岡島。8回には二塁打で今季初のマルチ安打とした

◆楽天1―5西武(14日・楽天生命パーク)

 楽天は14日、西武戦(楽天生命)を落とし3連敗。借金は今季最多の7となった。「8番・左翼」でスタメン出場した岡島豪郎外野手(28)は、3打数2安打。自身今季初のマルチ安打に、手応えを口にした。

 あきらめない気持ちでバットを振り切った。8回、1点を返しなおも2死一塁。西武の先発・多和田の直球をたたいた。6回の右前打に続く右中間二塁打。「バッティングはいいと思います。自分では(体が前に)いかなくなってる感じがする」とうなずいた。

 悔しさもバットに込めていた。7回2死一塁の守備で、照明に入った源田のライナー性の打球を見失った。打った直後に見えた打球を頼りに突っ込んだが、結果的に落下点を行き過ぎ適時三塁打に。「出だしだけ見えたんで、あの辺かなと。次は下がって何とか止めにいかないと、ああいう形になってしまう」と反省した。

 チームは4安打で、1点を奪うのが精いっぱい。今季2度目の3連敗と上昇の気配が見えない。「今日打ったのは両方初球。僕のいいところだし、いけるときはいく。どんな展開だろうがあきらめないし、今が頑張りどころ」と話した選手会長。積極打法でチームを鼓舞し、突破口を切り開いていく。(山口 泰史)

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