【ヤクルト】石川2勝!6回途中0封「チームも自分も勝てて良かった」

スポーツ報知
無失点で今季2勝目を挙げたヤクルト先発の石川

◆阪神6―0ヤクルト(14日・甲子園)

 粘り抜いた。立ち上がりからボール先行の苦しい投球が続いても、石川は最後まで本塁を踏ませなかった。6回途中無失点で通算158勝目。「ナイスゲーム。チームも自分も勝てて良かった」と喜んだ。

 5投手の完封リレー。いい意味で期待を裏切り、躍進をアシストしているのが防御率1・84の救援陣だ。6回2死二、三塁で後を継いだ近藤は大山から空振り三振を奪い、7回以降も勝利の方程式がゼロを刻んだ。10日の中日戦(ナゴヤD)後には2年目左腕の中尾の母・美恵さんが名古屋市内で営む「居酒屋 団」に投手陣がほぼ集結し、料理を堪能。会は盛り上がり、団結力がより強まった。

 「中村がいいリードをしてくれて、野手が点を取ってくれて、中継ぎがいい仕事をしてくれている。次は自分が長いイニングをしっかり投げ切りたい」と38歳左腕。それぞれが支え合い、チームの好循環が生まれている。(田島 正登)

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