【オリックス】西また見殺し…6回2/3、2失点開幕3連敗

スポーツ報知
5回無死一、三塁、マレーロの内野ゴロで三塁走者のロメロが走塁死し、好機を逃す(捕手・清水)

◆オリックス1―2日本ハム(14日・ほっともっと神戸)

 悔しさをかみ殺すように、西はマウンドを後にした。7回2死二塁。西川に右翼へ適時二塁打を浴び2点目を失ったところで降板。7回途中7安打2失点、126球の粘投は実らなかった。開幕から自身3連敗となり、「相手投手がよかっただけに、なんとか粘りたかったです」とつぶやいた。

 自身初の開幕投手を務め、ここまで3試合の先発で計20イニングを投げ防御率3・15。しかし、打線の援護が計6安打2得点のみではどうしようもない。福良監督は「早めに援護しないと。早く西に白星をつけないと」と臨んだこの試合も、得点はマレーロの5号ソロのみ。5回には連打で無死一、三塁の好機をつくったが、後続が3者連続凡退に終わった。

 チームは12日の楽天戦(京セラD)でサヨナラ勝利した波に乗れず。借金は6となった。低調な打線に指揮官は「待っていてもどうしようもない。上げていかないと。いろんな方法で」とてこ入れも示唆した。(原島 海)

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