張本勲氏、大活躍の大谷に「いくら米国野球のレベルが落ちても大したもん」

スポーツ報知
張本勲氏

 野球評論家・張本勲氏(77)が15日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に生出演し、開幕から10試合で2勝&3本塁打と大活躍のエンゼルスの大谷翔平投手(23)ら日本人選手の活躍について「米国野球はレベルが落ちたねぇ」と漏らした。

 その上で「大谷は一生懸命頑張っているけどね。しばらく頑張るでしょうね。ただ、ケガが心配。5回、6回しか投げさせてくれないから長持ちするかも分からない」と示し「いくら米国のレベルが落ちているといっても大したもんですよ」と評価した。

 好調の理由を「バッティングで右足を上げなくなったでしょ。1回、止まるでしょ。なかなか止められないんですよ。動いているようで止めがあったバッターはいい成績残しますよ」と指摘。この解説にゲストの野球評論家・広沢克実氏(56)が「昔、張本さんっていうバッターがいて。似てますよ」と持ち上げると「あれほどじゃないけどね。そういう考え方は誰かに聞いたのか、自分で直したのか知らんけどね」とまだ自分の現役時代の領域には達していないとした。

 今後について「ピッチングは今の米国のバッターじゃ打てないよ。ボールばっかり振ってね、ストライクは見逃す。しかも速い、落ちる。しばらく続くと思います」と予想。これまでの活躍に広沢氏は「アッパレ」をつけたが、張本氏は「まだまだこれからですから。始まったばかりだから。10ゲームだからね、まだ」と見守っていた。

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