【ロッテ】敬遠策選ばず、柳田と勝負も非情…逆転サヨナラ負けで3位後退

スポーツ報知
9回1死二塁、柳田にサヨナラ本塁打を打たれ、ベンチで悔しそうな表情を見せるロッテナイン

◆ソフトバンク7―6(15日・鹿児島)

 ロッテは逃げ切りに失敗し、3位に後退した。1点リードの9回に守護神・内竜也投手(32)が柳田に逆転サヨナラ2ランを浴びた。

 9回にマウンドに上がると、先頭の本多に左前打を浴び、続く上林が送りバントを決めて1死二塁のピンチを招いた。一塁が空いていたため、敬遠策も考えられたが、ベンチは勝負を選択したが、結果は裏目になった。井口監督は「ベンチとしては勝負したいところだった。四球で出せば逆転のランナーになるので」と理由を説明。試合後、コメントを求められた内は無言のままバスに乗り込んだ。

 打線はドラフト2位の藤岡裕がプロ1号を放つなど、12安打で6得点を気を吐いた。それだけに指揮官は「ピシャリと終わる部分がない。もう一回しっかりやり直してほしい。打つ方は点を取っている。投手陣もしっかり抑えないと接戦をものにできないし、上には行けない」と踏ん張りきれなかった救援陣に奮起を求めた。

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