【日本ハム】市川の金銭トレードに栗山監督「イチのために1番いい」

スポーツ報知
報道陣に囲まれる栗山監督

 日本ハムは18日、市川友也捕手(32)が金銭トレードでソフトバンクに移籍することを発表した。この日、西武戦(メットライフ)前に取材に応じた栗山監督は、「いまのチーム状況を考えて、イチのために1番いいのはなにかと考えた時に、やっぱり野球選手は野球をやる場所がいっぱいあった方がいいに決まっている」と説明。ソフトバンクは春季キャンプから捕手の故障者が相次いでおり、市川が出場機会を得られることを見通してトレードに至ったことを明らかにした。

 市川は2009年にドラフト4位で巨人入りし、13年オフに金銭トレードで日本ハムに移籍。16年は自己最多タイの71試合に出場し、チームの日本一に貢献した。この日、市川と対面して移籍を伝えたという指揮官は「貢献?もちろん、俺が1番感じているよ。チームが1番苦しい時に来てもらって、イチ(市川)の能力は俺が1番知っているつもり。前に向かってあれだけ能力のある選手だから、長くやってくれるはずだし、頑張ってくれるはずだし、それでいいと思う」と話した。

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